スマホ本人確認(eKYC)とは
eKYC(electronic Know Your Customer)とは、スマホのカメラを使ってオンラインで本人確認を完了させる仕組みのこと。従来の郵送による確認では数日〜1週間かかっていたが、eKYCなら最短30分〜当日中に口座開設が完了する。
現在、主要なFX会社のほとんどがeKYCに対応しており、口座開設の主流となっている。
撮影の流れ(4ステップ)
ステップ1:書類の表面を撮影
本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)の表面を、画面のガイド枠に合わせて撮影する。
撮影時のポイントは以下の通り。
- 書類全体がガイド枠に収まるようにする
- 文字が読み取れる程度に鮮明に撮る
- 影や光の反射が入らないようにする
- 明るい場所で撮影する(自然光がベスト)
ステップ2:書類の厚みを撮影
書類を斜めに傾けて、厚みがあることを撮影する。これは「コピーやプリントではなく実物の書類である」ことを証明するためのステップだ。
画面の指示に従って、書類をゆっくり傾ければOK。
ステップ3:書類の裏面を撮影
運転免許証の場合は裏面の撮影も必要になる。住所変更がある場合は、裏面に記載された最新の住所が確認される。
マイナンバーカードの場合、裏面にはマイナンバーが記載されているため、本人確認とマイナンバー確認の両方を一度に完了できる。
ステップ4:顔写真の撮影(セルフィー)
最後に、スマホのインカメラで自分の顔を撮影する。書類の顔写真と本人が一致するかをAIが判定する仕組みだ。
撮影時の注意点は以下の通り。
- 帽子やサングラスを外す
- マスクを外す
- 前髪が目にかからないようにする
- 正面を向き、自然な表情で撮影する
- 背景はできるだけシンプルに(白い壁の前など)
撮影がうまくいかないときの対処法
「書類が認識されません」と表示される
書類がガイド枠からはみ出しているか、ピントが合っていない可能性がある。書類を平らな場所に置き、真上からカメラを向けると認識されやすい。
光が反射して文字が読めない
蛍光灯の真下ではカード表面が反射しやすい。少し角度を変えるか、自然光が入る窓際で撮影すると改善する。
顔認証が通らない
以下の項目を確認してみよう。
| チェック項目 | 対処法 | |------------|--------| | 照明が暗い | 明るい部屋に移動する | | 逆光になっている | 光源を正面に持ってくる | | メガネの反射 | メガネを外して撮影する | | 書類の写真が古い | 書類を更新するか、別の書類を使う |
eKYCと郵送提出の比較
| 比較項目 | eKYC(スマホ) | 郵送 | |---------|---------------|------| | 所要時間 | 最短30分〜当日 | 3〜7営業日 | | 必要なもの | スマホ+書類 | 書類+封筒+切手 | | 審査結果の通知 | メール | 簡易書留郵便 | | 土日対応 | 対応している会社が多い | 郵便の配達日に依存 |
特別な理由がなければ、eKYCを選ぶのが圧倒的にラクで速い。
よくある審査落ちの原因と対策
口座開設の審査で「非承認」になるケースには、以下のようなパターンがある。
書類の住所と入力住所が不一致
申込フォームに入力した住所と、本人確認書類に記載された住所が異なると審査に通らない。引っ越し後に書類を更新していない場合は要注意。
書類の有効期限が切れている
運転免許証やパスポートの有効期限が切れている場合は使用できない。期限内の書類を準備しよう。
撮影画像が不鮮明
文字がぼやけていたり、画像の一部が切れていたりすると再提出を求められる。落ち着いてピントを合わせ、書類全体が映るように撮影することが大切だ。
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まとめ
スマホ本人確認(eKYC)は、撮影のコツさえ押さえれば5分もかからず完了する。「明るい場所で、反射を避けて、ガイド枠に収めて撮る」の3点を意識すれば、一発で審査を通過できるはずだ。